2008年3月31日

輝いた瞬間に

街に暖かな風が吹き始め
僕の心は戸惑っている

忘れかけていた夢が
心の中で、ふくらみ始める

捉まえかけたのに
手をすり抜けていった思い出たちは
まばゆい木漏れ日の中へと
姿を消した

「まるで、君は風のようだね」

輝いた瞬間に
色褪せて行く季節

心をくすぐりながら
吹き過ぎていく風の行方を
誰か教えてください

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